先ずは、☆先日の作業から ↓
bokusian.hateblo.jp
☆柿渋の濾過
渋取りの豆柿を潰して、寝かせて置いて17日が経過した。
9月22日に潰して寝かせ、10月9日に濾過した。放置して置いた表面が発酵して、大分黒く変色、適期と見て濾すことにした。
相当量の豆柿だったが、出来上がった量は8リットル弱、まあ、それが多いのか少ないのかは、潰した柿に加える水の量で左右されるが、濃度にも影響するので、まったく以て自己流の製造法からしては、成果は語れない。
写真左は製造の成果、右側の真っ黒の2本は、3年ほど経過した古渋、真っ黒になってきた。今回、使用するために出してきた物で、暖簾や帽子、蔓籠に使用した。
真ん中の茶褐色は、今回作ったもの。左端の小さな容器(ワインカラー)は、20年に製造保存したもので、2回目の濾過渋(1回濾過して、再び加水して寝かして再濾過した物)で、4年ものだが、さすがに2回目だけに残存の渋が少ないので、これ以上は黒ずまないらしい(主に、布の染料として使用)。
過去、何回か作って保存してきた古い柿渋が、相当量ある。雑用に追われて、なかなか柿渋の悪戯が出来ないで来た。
保存して、どれ程保存が効くのかは定かでないが、まったくの素人感からして、腐敗するもんじゃないから、何十年の単位かもね?
保存期間が長いほど、黒さが増す感じだ。要するに、塗ったり、染めの色付き、色出しが容易になるって事かもね。
前回、3年物で暖簾を染め直したが、今回は帽子と、蔓籠に使ってみた。
帽子は、渋い感じで染め上がり、良い感じ!(自己満足)